エンジニアードウッド


アルバータ州はエンジニアードウッド製品の開発に長い歴史があり、国際的にも牽引役を果たしてきました。合板やOSBなどの構造用やMDFなどの非構造用の木質パネル、さらに集成材や単板積層材(LVL)、Iビーム、ストランド積層材(OSL)などのパネル以外のエンジニアードウッドも生産しています。

APAエンジニアード・ウッド協会は厳格な試験と検査プログラムによって、北米におけるエンジニアード製品の品質基準を設定しています。APA会員企業の製品にはAPAの印が押されており、強度と汎用性、また信頼性にも優れる構造用エンジニアードウッド製品の性能と、品質を担保しています。

Iビーム

Iビームは従来の木根太に起こりがちな捻れやたわみ、割れなどの問題を軽減し、大幅な軽量化により施工が容易となっている製品です。重量強度比は同じ寸法のひき板と比べ、はるかに高くなっています。

単板積層材(LVL)

LVLは単板を複数重ねて接着し、ホットプレスで硬化させたものです。非常に信頼性が高く、実質上曲がりも割れもなく、高い寸法安定性や強度、品質管理が求められる用途に適しています。幅広い寸法で製造されており、従来の建築工具で容易に加工できます。

Glue Laminated Timber (Glulam)

集成材は角材を接着して製造するもので、ビームやまぐさ、大型アリーナやスタジアムの建設に使う大断面材や湾曲材として利用されます。同じ重量であれば、集成材はスチールよりも強度が高く、30m以上のスパンを飛ばすことができます。最近は、木の美しさを生かして見えがかりにすることが多く、構造自体の美観に貢献しています。

Medium Density Fibreboard (MDF)

MDFは、細かなセルロース繊維を樹脂でまとめ、加熱圧着してパネルにしたもので、密度、寸法ともに各種製造されており、家具、キッチンキャビネット、モールディング、ラミネートフローリングの基層に使用されています。表面は平滑で耐候性も良好、機械加工も容易です。かつては廃棄物(おがくず)であったものを革新的な製品に生まれ変わらせ、木質繊維の徹底活用に結び付けた好例です。